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ホームページ完成はゴールじゃない!公開後にやるべきことリスト

2025年04月15日

ホームページ完成はゴールじゃない!公開後にやるべきことリスト

 

制作会社との打ち合わせ、写真撮影、原稿作成… きっと、たくさんの時間と労力をかけて、こだわりと思い入れの詰まったホームページが出来上がったことと思います。「これで一安心!」と、大きな達成感を感じていらっしゃるのではないでしょうか。

 

しかし、ここで満足して手を止めてしまうのは、非常にもったいないです。

 

立派なホームページが完成した瞬間は、フルマラソンで言えば、ようやくスタートラインに立ったところ。いくら最新の設備を整えた新しい治療院をオープンしても、その存在を知ってもらい、患者様に足を運んでもらい、そして継続的に利用していただくための努力が必要なのと同じように、ホームページも「公開してから」が本当のスタートです。

 

「えっ、公開したら終わりじゃないの?」
「専門的なことは分からないし、日々の施術で手一杯だよ…」

 

そう思われる先生のお気持ちも、よく分かります。でも、ご安心ください。これからお伝えするのは、決して難しいことばかりではありません。ホームページを「作っただけ」で終わらせず、しっかりと「育てて」、未来の患者様との出会いを増やすために、公開後にぜひ実践していただきたい大切な「やることリスト」をご紹介します。

 

ホームページ公開後にやるべきことリスト
【7つのステップ】

完璧を目指す必要はありません。まずはできることから、少しずつ取り組んでいきましょう。

 

1. まずは基本の確認と設定から【正常に動くか最終チェック!】

公開直後は、まず基本的な部分がきちんと機能しているかを確認しましょう。安心してスタートを切るための大切なステップです。

 

リンク切れチェック

サイト内の全てのリンク(メニュー、ボタン、テキストリンクなど)が正しく目的のページに飛ぶか、クリックして確認しましょう。リンク切れは患者様のストレスになります。

 

フォーム動作確認

お問い合わせフォームや予約フォームが設置されている場合、実際にテスト送信してみて、設定したメールアドレスに通知が届くか、自動返信メールは送信されるかなどを確認します。ここが機能しないと、せっかくの問い合わせを逃してしまいます。

 

表示確認

異なるデバイス(ご自身のスマホ、タブレット、スタッフのPCなど)やブラウザ(Chrome, Safari, Edgeなど)で表示崩れがないか確認しましょう。レスポンシブ対応が前提ですが、念のためチェックすると安心です。

 

基本設定(やや専門的ですが重要!)

Googleアナリティクス(GA4): アクセス状況を把握するためのツールです。計測タグが正しく設置され、データが計測されているか確認しましょう。(制作会社が設定している場合が多いですが、確認は必要です)

 

Googleサーチコンソール: Googleにサイトの存在を伝え、検索状況やサイトの問題点を把握するためのツールです。サイトマップが送信されているかなどを確認しましょう。(これも制作会社設定が多いですが、把握しておくと良いでしょう)

 

2. 新しいホームページを「お知らせ」しよう!【知ってもらわなきゃ始まらない】

せっかく新しくなったホームページも、その存在を知ってもらえなければ意味がありません。積極的に告知しましょう!

 

既存の患者様へ

院内の掲示物(ポスターやチラシ)、受付での声かけ、ニュースレター、LINE公式アカウントなどで「ホームページが新しくなりました!」とお知らせしましょう。ブックマークの変更をお願いするのも良いですね。

 

SNSでの告知

Facebook, Instagram, X(旧Twitter)など、運用しているSNSがあれば、新しいホームページのURLと簡単な紹介文を添えて投稿しましょう。

 

Googleビジネスプロフィール

Googleマップなどに表示される店舗情報のURLを、新しいホームページアドレスに更新するのを忘れずに。

その他: ポータルサイトや地域の情報サイトなどに登録している場合も、URLを更新しておきましょう。

 

3. サイトの状況を把握しよう【アクセス解析の第一歩】

公開してしばらく経ったら(1ヶ月後くらいからでもOK)、少しずつアクセス状況を覗いてみましょう。難しく考える必要はありません。

 

どんな人が見てる?

Googleアナリティクスで、「どのくらいの人が見に来ているか」「どこから来たか(検索、SNS、他のサイトなど)」「どのページがよく見られているか」などを、たまにチェックしてみましょう。予想外のページが見られていたり、思ったより見られていなかったり、発見があるはずです。

 

Googleはサイトをどう見てる?

Googleサーチコンソールで、サイトにエラーが出ていないか、どんな検索キーワードで表示されているかなどを確認します。エラーがあれば、早めに対処(制作会社に相談など)が必要です。

※最初は数字の意味が分からなくても大丈夫。「こんなデータが見られるんだ」と知っておくだけで、今後の改善のヒントになります。

 

4. コンテンツを育てていこう【ホームページは「生き物」です】

ホームページは、一度作ったら終わりではありません。情報を追加したり、更新したりすることで、より価値が高まり、「生きている」サイトになります。

 

ブログやお知らせの更新

れが最も効果的な方法の一つです。患者様の役に立つ健康情報、セルフケア方法、院の日常、新しい施術メニューの紹介などを、無理のない範囲で定期的に発信しましょう。質の高い情報はSEO対策にもなり、先生の専門性や人柄を伝えるのにも役立ちます。 毎週でなくても、月1〜2回からでもOK。継続することが大切です。

 

既存コンテンツの見直し

施術メニュー、料金、スタッフ紹介、診療時間などは、変更があったらすぐに修正しましょう。古い情報の放置は信頼を損ねます。

 

5. ネット上の「評判」も大切にしよう【口コミは未来の患者様が見ています】

現代では、多くの人が治療院を選ぶ際に「口コミ」を参考にします。ホームページ本体だけでなく、外部サイトでの評判にも気を配りましょう。

口コミサイトのチェック

Googleマップのレビューや、地域の口コミサイトなどを定期的に確認しましょう。

丁寧な返信: ポジティブな口コミには感謝を伝え、もしネガティブな口コミがあっても、感情的にならず、真摯に対応する姿勢を見せることが重要です。

 

良い口コミの促進(自然な形で)

満足してくださった患者様に、もしよろしければ…と口コミ投稿をお願いしてみるのも良いですが、強制にならないよう注意が必要です。

 

6. 基本的なSEOを意識し続けよう【検索されるための地道な努力】

SEO対策は専門的な部分も多いですが、日々の運用の中で意識できることもあります。

コンテンツ作成時のキーワード意識

ブログ記事などを書く際に、「患者様はどんな言葉で検索するだろう?」と考え、関連するキーワード(例:「〇〇市 産後骨盤矯正」「デスクワーク 肩こり 解消法」など)を自然な形でタイトルや文章に含めるようにしましょう。

 

分かりやすいページタイトル

各ページのタイトル(ブラウザのタブに表示される文字)は、そのページの内容が具体的に分かるように設定しましょう。

 

ローカルSEOの維持

Googleビジネスプロフィールの情報を常に最新に保ち、投稿機能などを活用するのも有効です。

 

7. もしもの時に備える【セキュリティとバックアップは保険です】

安全にホームページを運用するために、以下の点も確認しておきましょう。

セキュリティ対策

ホームページがSSL化(URLがhttps://)されているかは基本です。WordPressなどのCMSを利用している場合は、本体やプラグインを最新の状態に保つことが、脆弱性対策になります。(これらは制作会社や保守サービスで対応することが多いです)

 

バックアップ

万が一、データが消えたり改ざんされたりした場合に備えて、定期的にバックアップが取られているかを確認しましょう。(これもサーバー会社や制作会社が対応していることが多いですが、確認しておくと安心です)

 

まとめ:ホームページは「育てていく」もの

ホームページの公開は、ホームページをさらに価値あるものにしていくための新しいスタートです。

今回ご紹介した「やることリスト」を見て、「やることが多くて大変そうだ…」と感じたかもしれません。しかし、最初から全てを完璧にこなす必要はありません。 まずは簡単なチェックや告知から始め、少しずつアクセス状況を気にかけ、無理のない範囲で情報発信を続けていく。そうやって、愛情を持ってホームページを「育てていく」という意識が大切です。

地道な努力の積み重ねが、検索エンジンからの評価を高め、未来の患者様との出会いを増やし、結果的に治療院の成長へと繋がっていきます。

「骨院HP専科」では、ホームページの公開後の運用サポートや、アクセス解析に基づいた改善提案なども行っております。「自分だけでは難しい」「何から手をつければ良いか分からない」という場合は、いつでもお気軽にご相談ください。しっかりサポートさせていただきます。

整骨院・接骨院のホームページ作成なら、骨院HP専科におまかせください。
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